前回は干し鮑の簡単な説明と製造から熟成までに工程をご紹介しましが、今回は干し鮑の調理と美味しい食べ方についてです。
干し鮑は表面にカビや傷がなく、ヒモの部分が太く肉厚、色は金色に近い茶色がよいとされています。まずは、鮑の色を見て食べごろを判断します。
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乾燥状態の鮑を一晩水に浸け、 、2時間ほどボイルします。やわらかい状態になった鮑を水の中で掃除、砂や殻が混じっていることもあるのでよく洗います。

生姜、ネギ、エシャロットを炒め、これに紹興酒、オイスターソース、上湯の二番だしを加えます。

土鍋に鮑をきれいにならべ、鶏肉、豚肉、だしを加えます。

土鍋で鮑が十分なやわらかさになるまで調理人は土鍋のそばを離れず常に火加減を調整しながらゆっくりと煮込んでいきます。 鮑の旨味がしみだした煮汁にとろみをつけ、ソースを作れば干し鮑の煮込みの完成です!

さてさて、これだけ手間をかけて作られた干し鮑をより美味しく食べて頂くための方法ですが、まずは干し鮑と新鮮な鮑はそれぞれどんな味の違いがあるのか、そして上質な干し鮑とはどんなものなのか知って頂くこと。
新鮮なアワビは薄い色でかすかな甘みがあります。それしてやや歯ごたえがあり、微かながら海の香りがします。一方、上質な干し鮑は深い黄金色で、なめらかでわずかながら粘りけのある食感ととてもユニークな香り、深く複雑な味わいがあります。
私もいつも面白いなと思うんですが、モノを口に入れる前に頭のなかで一瞬どんな味かなって想像することってありませんか?特に初めて食べるものだったりすると、自分の今までの経験や知識でなんとなく味を作りだすことがあるんです。その頭で作りだした味を基準に料理を食べることがよくあります。
という、個人的な経験からもちょっとした予備知識は料理を美味しく食べるための一つの方法なんじゃないかと思い、今回こんなにも長く干し鮑のことについて書かせていただきました。
そして更に干し鮑を美味しく食べるポイントが下の5つ!
①干し鮑をお客様へ提供する際には必ず直前に鍋を火にかけます。
火にかけることで干し鮑特有の香りがお楽しみいただけます。
②干し鮑の色をお楽しみ下さい。
上質な干し鮑は深い黄金色をしています。
③ナイフとフォークで鮑をカットし断面をナイフでぺたぺたと押して見て下さい。
ナイフが断面に吸い付くような感触、これが干し鮑独特の粘りけです。干し鮑は芯の部分に旨味と甘味が凝縮されているので、この吸い付くような感触がとても大切なんです。
④干し鮑の味をお楽しみ下さい。
時間をかけて煮込んだ干し鮑はとてもなめらかで、餅にも似た食感です。
またかむほどに旨味が口のなかで広がり、甘みが余韻として長く残ります。
⑤香港では干し鮑を食べる際にマスタードが一緒に提供されます。
国際都市香港ならではの西洋と東洋の食のマリアージュをお楽しみ下さい。
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ぜひ、試しください♪






































